もうすぐ還暦のジェニファー・バトゥン

久しぶりに観たジェニファー・バトゥンは相変わらずJeff Beck大好きなようだ。

 

ジェニファーはMichael Jacksonの「Dangelous」('91)ツアーバンドメンバーで知ったのが初。世の中の方々も大体そうなんじゃないかな。髪を立ててBeat It, Black or Whiteといった曲での過激なギターソロがセンセーショナルで世の中いろんな人がいるもんだと思ったのを覚えてる。

 

その勢いでソロ作品「Above Below And Beyond」('92)を出したらこれまたとんでもない内容だった。

クラシックの「熊ん蜂の飛行」を両手タッピングのみで演奏してみたり、ジェフ・ベックの傑作「Blow By Blow」とスティーヴ・ヴァイを掛け合わせたようなヘンテコな楽曲でギターキッズを蹴散らした。

 

そして'99年のジェフ・ベックカムバック作品「Who Else!」に参加、オープニング曲"What Mama Said"から相変わらずのタッピングを披露し、ツアーにも同行。ぼくはこの時御本人のエゲツない演奏を東京公演で目撃している。

 

そこから20年弱経ったこの映像。
'57年11月29日生まれというからもうすぐ還暦。それはさておきだいぶタッピング率が減ったけど、ホントに相も変わらず常人とは違うところにいる。ぼくの琴線に触れる感じじゃないけど凄い御人だ。